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<blockquote>*一、一から七までは大矢透博士著「音圖及手習詞歌考」所載のものに據る。*二、平安時代の前期・中期・後期に亙り、實用的・美術的の兩方面の平假名字體の主なものをあげ、その使用度數の少いものは任意之を省いた。
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<blockquote>*一、一から七までは大矢透博士著「音圖及手習詞歌考」所載のものに據る。*二、平安時代の前期・中期・後期に亙り、實用的・美術的の兩方面の平假名字體の主なものをあげ、その使用度數の少いものは任意之を省いた。</blockquote>
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==『中秋帖』==
 
==『中秋帖』==
   
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:青谿書屋本。貫之自筆本の忠実な模写である為家本を写したもの。
 
:青谿書屋本。貫之自筆本の忠実な模写である為家本を写したもの。
   
== 『真行草 三体習字と手紙』 ==
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==『真行草 三体習字と手紙』==
   
 
;略号
 
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2011年6月13日 (月) 02:02時点における版

『日用・草書早わかり』

略号
早わかり
書名
『日用・草書早わかり』
編者
斯華会編輯部
筆者
小野鵞堂(小野鐗之助)
発行兼印刷者
斯華会出版部
発行所
吉川弘文館
発行所
日用書房
発行年
一九一五(大正四)年

『小学作文三千題』

略号
小学三千題
書名
『小学作文三千題』
閲校者
榧木寛
編輯人
榧木甚三郎
出版人
山中一兵衛
発行年
一八七九(明治十二)年

『蘭亭序』

略号
蘭亭序
書家
王羲之(三〇三-三六一?)
臨模写
馮承素
備考
八柱第三本・神龍半印本

『習字兼用 新編日用文字』

略号
新編日用
書名
『習字兼用 新編日用文字』
著作兼筆者
玉木愛石(玉木本三郎)(一八五三-一九二八)
発行兼印刷者
千葉徳松
彫刻者
鎮西亀松
発行所
九栄堂書店
発行年
一九一一(明治四十四)年十一月六日


『古代平仮名字体一覧表』

書名
「古代平假名字體一覽表」(『古典の批判的處置に關する研究 第三部』所収)
略号
古代平仮名
著者
池田亀鑑(一八九六 - 一九五六)
発行所
岩波書店
発行年月日
一九四一(昭和十六)年二月十一日

備考

出典は次のとおり:

  • (1)空海勝道碑(紳護寺藏)
  • (2)法華文句(高嶺秀夫氏藏)
  • (3)玄弉法師啓白(知恩院藏)
  • (4)金剛般若修驗記(石山寺藏)
  • (5)金光明最勝王經(西大寺藏)
  • (6)大智度論(石山寺藏)
  • (7)蘇悉地羯羅經略疏(石山寺藏)
  • (8)大屬有年識語(北白川宮家御藏・讚岐國戸籍謄本)
  • (9)御物周易抄(東山御文庫御藏)
  • (10)日本靈異記(興福寺藏)
  • (11)土左日記(大島雅太郎氏藏)
  • (12)自家集切(諸家分藏)
  • (13)信義本神樂歌(安倍氏藏・扶桑珠寶所收)
  • (14)高野切乙(諸家分藏)
  • (15)桂宮本萬葉集(帝室御藏)
  • (16)名家歌集切(諸家分蔵)
  • (17)寸松庵色紙(諸家分藏)
  • (18)秋萩帖(高松宮家御藏)
  • (19)道風消息(浪華帖所收)
  • (20)繼色紙(諸家分藏)
  • (21)本阿彌切(諸家分藏)
  • (22)賀歌切(諸家分藏)
  • (23)御物粘葉本倭漢朗詠集(帝室御藏)
  • (24)御堂關自記(近衞家藏)
  • (25)元永本古今和歌集(三井家藏)

次のとおりの「備考」が冒頭に書かれている:

*一、一から七までは大矢透博士著「音圖及手習詞歌考」所載のものに據る。*二、平安時代の前期・中期・後期に亙り、實用的・美術的の兩方面の平假名字體の主なものをあげ、その使用度數の少いものは任意之を省いた。

『中秋帖』

略号
中秋帖
書家
王献之(三四四 - 三八六)
臨模者
不明

『御家・日用文章』

略号
御家日用
林盛堂門人 竹内嶂山
出版人
山崎屋清七
発行年
一八六一(文久元)年八月

『土左日記』

略号
土左
書名
『土左日記』
書家
不明
書写時期
江戸期
備考
青谿書屋本。貫之自筆本の忠実な模写である為家本を写したもの。

『真行草 三体習字と手紙』

略号
習字手紙
書名
『真行草 三体習字と手紙』
筆者
小野鐗之助(小野鵞堂)
発行者
斯華会出版部(代表者 林縫之助)
発行兼印刷者
千葉徳松
彫刻者
佐藤謙之助
発行年
一九二〇(大正九)年十一月十五日
 例言
一この書は各種中學校青年夜學校并に一般家庭の作文書兼習字書たらしめんが爲に編書せるものなり
一文題は殊更に祝賀贈答見舞など部門を立てず前後の脈絡に注意し力めて各種の文題を網羅したり
一字體は楷行草の三體となし楷書には殊更に文字の正體を示し他の二體には俗字若くは略字をも交へたり
一文章中の送り假名及び假名遣は大方新定の國定教科書に準據したれども縱來書翰文に用ひ慣れたる句法は遽にこれを改めざりき
 大正四年秋日 編者しるす